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ホノルルで今話題の街“カカアコ”の再開発をリードする「ワードビレッジ」とは?

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ハワイ・ホノルルで近年注目を集めているエリアが、カカアコ地区です。大規模な再開発により街並みが一変、住んでよし・遊んでよしの魅力的な街に生まれ変わっています。その中でもに存在つのが、約60エーカー(約24ヘクタール)に及ぶ複合開発「ワードビレッジ」。全14棟のコンドミニアムと商業施設、公園が整備され、住・商・文化が融合する新たな都市空間として注目を集めています。

倉庫街からアートと暮らしが交差する街へ。進化する街「カカアコ」


カカアコは、オアフ島南岸に位置するホノルルのアラモアナ地区西側に広がる海沿いの地域です。北はキング・ストリート、西はカカアコ・ウォーターフロント・パーク、南はアラモアナ・ブールバード、東はワードアベニュー付近までを含み、ホノルル中心業務地区(ダウンタウン)とアラモアナの中間にあたります。この立地は物流・商業の拠点として長らく活用され、かつては倉庫が立ち並び、港湾都市ホノルルを支える役割を果たしてきました。

しかし、住宅や観光利用はほとんど進まず、長らく観光客にとっては素通りされるエリアでした。転機となったのは1976年。ハワイ州が「Hawaii Community Development Authority(HCDA)」を設立し、再開発対象に指定したことです。当時の州政府は、老朽化したインフラや低い居住環境の改善を課題とし、商業と住宅のバランスを取った街づくりを目指しました。

その後、アートやカルチャーを取り入れた新たな動きが広がり、2000年代にはウォールアートイベント「POW! WOW! Hawaii」が始動。壁面をキャンバスにした大胆な作品群は国際的にも高い評価を受け、現在では毎年多くのアーティストや観光客を呼び込む恒例イベントとなっています。ストリートアートはカカアコの新しい顔として定着し、インスタグラムをはじめSNSを通じて世界中に発信され、街の認知度を大きく高めました。
 


さらに近年では、商業と住宅が組み合わさった新しいライフスタイルエリアとしての整備が進んでいます。日常の買い物ができるホールフーズ・マーケットや、週末に開催されるカカアコ・ファーマーズマーケットは、観光客と地元住民の交流拠点として人気を集めています。また、カカアコ・ウォーターフロント・パークやビーチ沿いの遊歩道は、ランニングやサイクリング、サーフィンといったアウトドア活動に適しており、若年層からファミリーまで幅広い層が訪れるエリアへと変わりました。

近年の不動産需要の高まりも再開発を後押ししています。アラモアナやワイキキに隣接しているこの土地は、環境配慮型の建築や歩行者優先の街づくりが進められています。カカアコは「新旧のカルチャーが融合したハイセンスな街」として位置付けられ、かつての倉庫街から居住・商業・文化が共存する都市型エリアへと大きな転換を遂げました。

このような街の変化を象徴する代表的事業が、ホノルル最大規模の複合開発「ワードビレッジ」です。カカアコの中心に位置し、住宅・商業・文化を一体的に整備することで、地域全体の再生を牽引し続けています。
 

住・商・文化が融合するホノルル最大級の複合開発「ワードビレッジ」


立地はホノルルでも屈指の希少なオーシャンフロント。アラモアナ・ビーチ・パークを目の前に望み、ワイキキまで約10分、ダニエル・K・イノウエ国際空港からも車でわずか15分という抜群のアクセスを誇ります。

広大な敷地内には全14棟のラグジュアリーコンドミニアムが順次建設され、洗練された住環境と利便性を兼ね備えた街が形づくられています。

また、街のいたるところに点在する店舗の数は130を超える予定で、カフェやレストラン、オーガニックスーパーの「ホールフーズ・マーケット」など、多彩なショップが揃い、「すべてが手に入る街」というコンセプトのもと、日常を豊かに彩ります。

さらに街の中心には、1.5エーカーにおよぶ緑豊かな「ヴィクトリア・ワード・パーク」が整備され、都市の利便性とハワイらしい自然の心地よさを同時に享受できる環境が広がります。居住人口の増加や観光滞在時間の延長による経済効果も期待され、かつて倉庫街だったカカアコを国際都市へと押し上げる象徴的存在として、今後も注目を集め続けるでしょう。

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