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オーバーツーリズム時代だからこその京都の楽しみ方を再発見。――「京都ラグジュアリーホテルステイ」

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観光客で溢れ、ホテルやレストランは予約が取れず、交通機関が麻痺する……。そんなオーバーツーリズムの象徴のように語られる京都ですが、そこに残る文化や風土は他の都市では体験できないものであるのもまた事実。

そこで、現代の京都を楽しむためのヒントを全3回のコラムシリーズでお届けします。鍵を握るのは、ラグジュアリーホテル。庭園、文化体験、スパなど、オーバーツーリズム時代の観光を豊かにするポイントをご紹介します。Vol.1では、ホテル内庭園にフォーカスします。

Vol.2はこちら

“出向く観光”から“留まる観光”へ。――四季を映すホテル内庭園


人気スポットを巡る観光では、人の密集を避けることが難しいものです。しかし、滞在拠点そのものが京都を感じさせてくれる場所であれば、外に出なくても心穏やかな時間を過ごすことができます。今、ホテルステイを目的とした旅のスタイルが注目されています。

東山の麓に佇むフォーシーズンズホテル京都は、その代表格です。約800年の歴史を受け継ぐ池泉回遊式庭園「積翠園(しゃくすいえん)」を中心に、客室やラウンジが取り囲みます。東山の稜線を背景にした庭園は、奥行きと広がりを感じさせる設計。春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色――ホテルの中で四季を感じられる贅沢な空間です。宿泊者は庭園を望む茶室「積翠亭」で抹茶を点てることもでき、静寂と文化が共存する時間を楽しめます。

一方、ウェスティン都ホテル京都は東山・華頂山の緑と調和する立地が魅力です。敷地内から湧き出す天然温泉を利用した「SPA華頂」では、東山の森を借景に露天風呂やスパを体験できます。自然の中に滞在しているかのような開放感に包まれながら、心身を穏やかに整えることができます。

二条城前のHOTEL THE MITSUI KYOTOもまた、庭園と建築の一体感が印象的です。かつて三井家の邸宅があった場所に建ち、中心の中庭を囲むように客室とレストランが配置されています。外に出ることなく、館内で京都の四季を心ゆくまで堪能できます。
 



次回は、ホテルでできる京都の文化体験をテーマに、地元ならではのプログラムをご紹介します。

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