資産としてのハワイ不動産【前編】 ――「楽しむ拠点」にも「守りの資産」にもなる
ハワイ不動産というと、別荘やセカンドハウスを思い浮かべる方が多いかもしれません。実際、青い海や穏やかな気候に魅了され、「いつかハワイに拠点を持ちたい」と考える方は少なくありません。
一方で、ハワイの不動産は単なるリゾート用の住まいとしてだけでなく、資産防衛の選択肢としても世界中の人々に注目されてきました。なぜハワイの不動産は支持され続けるのでしょうか。
世界中の人々を惹きつけるハワイという場所
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ハワイの魅力は、言うまでもなくその恵まれた環境にあります。年間を通じて温暖な気候、美しい海と自然、多様な文化が共存する街並み。観光地として世界的な知名度を誇り、多くの人にとって「また訪れたい場所」であり続けています。
日本人にとってもハワイは特別な存在です。日本から比較的アクセスしやすく、時差も大きくありません。日本語対応のサービスも充実しているため、海外でありながら安心感があります。
こうした背景から、ハワイは単なる観光地ではなく、「長く滞在したい場所」「家族との時間を過ごしたい場所」として選ばれ続けています。
”島”という特殊性が、不動産価格を維持
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そんなハワイは、不動産の価格が下がりにくく、緩やかに伸びる傾向にあることでも知られます。その理由は、物件の需要が多いのに供給は増やしにくい構造にあります。
まず需要について考えてみましょう。南国リゾートとして揺るぎないブランドを築いたハワイだけに、州内の不動産を欲しがる人は、日本からはもちろん、アメリカ本土やカナダ、アジア各国など、世界中にいます。特定の国の景気や人口動向だけに左右されにくく、需要が安定しやすいのです。
続いて、供給に目を向けてみます。ハワイは島であり、土地には限りがあります。特に海沿いや利便性の高いエリアでは、新たに開発できる土地が多く残されているわけではありません。そのため、人気エリアの不動産は供給が急激に増えにくいという特徴があります。
需要は安定しているのに、供給は増やせない。その結果、不動産の希少価値が高く保たれやすいのです。もちろんあくまで傾向であって、価格が下がらないことを保証するものではありませんが、長期的な視点で見ると、価値が維持されやすい市場として評価されています。
希少とはいえ、東京ほどには過熱していない
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不動産の価値が高く維持されるというと、割高なのではと思う方もいらっしゃるかもしれません。たしかに、ハワイの物件価格は米国全体の中でも高い水準にあります。
しかし、私たち日本人にとって身近な東京の物件、特に高級マンションの価格高騰に比べるとどうでしょうか? スイスの大手金融機関UBSが発表した「UBSグローバル不動産バブル指数2025」によると、東京は加熱リスクスコア1.59(1.5以上がハイリスク)で、世界で2番目にリスクが高いと評価されています。ハワイはこのレポートの調査対象ではないため、純粋に比較できるデータはありませんが、ほかのどの媒体でも東京ほどの過熱感は指摘されていません。
東京は近年、価格上昇が著しい市場として注目されています。一方、ハワイ市場の魅力は、短期的な値上がりではなく、限られた土地と世界的な需要を背景に長期保有を前提として評価されてきた点にあります。
人気は、州都ホノルルを擁するオアフ島
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とりわけ人気が高いのがオアフ島。なかでも注目は、ホノルル周辺と西オアフです。
州都ホノルルは最も早く開発が進んだ関係で、新規開発を行うための余白が少なく、不動産の希少性が極めて高い都市です。観光・ショッピング・ビーチが揃うハワイの中心地として知られるワイキキ、生活利便性が高く居住地として人気のアラモアナ、再開発によって洗練された街並みが形成され、高級コンドミニアムが集積するカカアコ、伝統的な高級住宅街として知られるカハラなど、魅力的な街が集まっています。
西オアフは、ホノルルとは対照的に近年新しく成長しはじめました。コオリナやカポレイなどの街では、リゾート施設や大規模商業施設、新興住宅街の開発が進んでいます。それにともない周辺人口も増えつつあり、今後が楽しみなエリアです。
拠点として「楽しみ」ながら、資産として「守る」
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不動産ならではの特徴は、自ら利用できることです。金融資産は保有していても日常的に使うことはできませんが、不動産は家族旅行や長期滞在、将来的な二拠点生活など、さまざまな形で活用できます。
ハワイ不動産を保有するということは、世界中の人々に愛される場所に拠点を持ちながら、長期的な資産を形成することを意味します。これは、「資産防衛」が重要視される不確実な時代において、大きな魅力と言えます。後編では、”いま”のタイミングに絞って、ハワイ不動産投資の利点を考えてみます。