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hakuba
2026.04.11
その他

公示地価で白馬村の住宅地が全国1位の上昇率を記録

インバウンド需要を背景に白馬村で公示地価が大幅上昇

国土交通省が公表した2026年地価公示(令和8年1月1日時点)によると、長野県白馬村において、住宅地の公示地価が全国で最も高い上昇率を記録しました。背景には、訪日外国人観光客(インバウンド)による旺盛な不動産需要があります。


白馬村:住宅地で全国1位、商業地でも全国上位

白馬村北城のみそら野別荘地では、住宅地の公示地価が前年比+33.0%と大幅に上昇し、全国1位の上昇率となりました。海外からのスキー客を中心に、観光で訪れた外国人が住宅を購入して定住する動きや、ペンションなど宿泊事業を開業する動きが、地価を押し上げる要因となっています。
また、白馬村内の商業地では、全国3位に相当する35%超の上昇率を示した地点もあり、外国資本による大規模ホテル開発の計画などが、価格上昇の背景にあるとされています。


周辺地域への波及:野沢温泉村でも高い上昇率

このほか、同じく観光地として人気の高い野沢温泉村でも、複数の住宅地で20%を超える上昇率が確認されました。廃業した温泉旅館などを取得し、再活用する動きが見られることが背景にあります。


県全体の動向

長野県全体では、2026年の平均変動率は、
・住宅地:+1.2%
・商業地:+0.7%
・工業地:+3.0%
と、緩やかな上昇基調となっています。その中で白馬村は、観光・リゾート需要を背景に突出した上昇を示しており、エリア特性による差が鮮明になっています。


まとめ

今回の地価公示からは、白馬村において、
・国際的な観光地としての評価の高まり
・インバウンドによる居住用・事業用不動産需要の増加
・外資を含む宿泊施設開発の進行
といった要因が地価形成に大きく影響していることが読み取れます。
今後、不動産の価格や資産性を検討する際には、全国平均ではなく、観光地としての持続性や地域特性を踏まえた分析が重要となります。


〈出典・参考〉
出典(一次資料)
国土交通省「令和8年地価公示」
参考(二次資料)
・SBC信越放送(2026年3月17日)


※本記事は、国土交通省が公表した地価公示を基に、報道内容を参考として構成しています。

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